From: 荒川 恵史
午後 1時57分、金曜日
愛知県 豊橋市
はじめまして!!こんにちは、
愛知県の豊橋市で「カイロプラクティック・リサーチセンター荒川治療院」を開院している荒川 恵史(あらかわ しげちか)と申します。
まずは、自己紹介をさせて下さい。
もう、私のことをご存知な先生もいらっしゃると思いますが、もう一度自己紹介させて
頂きます。
プロフィール
荒川恵史(あらかわ しげちか)
1961年生まれ
昭和56年より師、塙 正明氏より均整法の手解きを受ける
昭和58年 姿勢保健均整専門学校 均整科卒
昭和58年 愛知県にて臨床開始
平成3年頃より武術を通じ様々な身体運動法を学ぶ。
均整師、全国療術研究財団認定療術師
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以上が私の簡単なプロフィールです。
今から、少しだけ私のお話を聞いてくださるとありがたいです。
どうぞよろしくお願いします。
突然ですが、先生には手技療法のお師匠はいらっしゃいますでしょうか?
もしくは師匠とは言わないまでも手技を教えてもらった先輩の先生はいらっしゃいますか?たぶん、お世話になっている先生がいると思うんです。
そして私、荒川にも師匠がいました。
「いました・・・」
という言い方なのは、実は2008年、私は師匠を失いました。
そう、たった一人しかいなかった師匠をなくしてしまったのです。不慮の突然の死でした。今でもくやしくて、そして師匠にもう一度会いたいという気持ちを持ちながら毎日の施術に励んでいます。
そして、その気持ちが、
「師匠の功績を残したい」
「師匠が積み上げてきたものを世の中の困っている方に役立たせたい」
と思うようになったのです。
まずはその、私の師匠である偉大な施術家「塙 正明」先生を皆さんにもご紹介したいと思います。
塙 正明 先生
昭和16年 千葉県 旭市に生まれる
父親は、柔道家、柔道整復師であった幼少より生家を出て、苦学で堀越高校卒業後、花田学園(柔整)、東洋鍼灸専門学校に学び施術の世界に入る宮国朝輝氏に師事、身体均整法を学ぶ。
身体均整学院第1期卒業
身体均整協会で助講師を勤め、京都手技研究会で手技操法を学び
黒川ノートの黒川静雄氏に師事して、多くの手技療術から、独自の施術体系を
確立させた。
講道館柔道4段、少林寺拳法4段
晩年、海外にて施術活動を行っていたが、2008年8月不慮の事故に遭い、
突然この世を去った、孤高の天才臨床施術家。
師匠のプロフィールからもわかるように、昔から現在でも名前が通っている天才施術家の先生に師事し、それを臨床でさらに研究して結果を出し続けてきました。これから、どんどん後進の指導をしていく矢先に、突然亡くなられてしまったんです。
今回、私が紹介するテクニックの名前に師匠の名前を入れたのは、まぎれもなく師匠である塙先生のテクニックであり、そして師匠自身がいろんな勉強の場所で積み上げたものを織り交ぜたテクニックだからです。
私も師匠と同じく勉強をしてきましたが、紛れもなくこの塙式均整操法は手技療法の根底の部分である「ベース」と、そして実際の臨床で培った経験を元にうまく調合されたテクニックだと感じています。
ぜひ、手技療法家の先生方には、このテクニックに触れてもらい、他の先生から、「このテクニックは何ですか?」と聞かれたら、
「塙式均整操法だよ。」とお答え頂ければ嬉しいです。
では、もう少し塙式均整操法の中身を先生にお伝えしていきますね。
手技療法をする施術家にとって、整体であろうと、カイロであろうと、均整であろうとすべての手技で目的としているところは、
「患者さんの体を正常に戻すこと」
この一言で半ば強引ですが、シンプルに統一されると思います。
人間の体はまだ未知な部分が多く研究が必要で、手技療法の世界も理屈が不明な
ところが多いのは周知の事実です。
しかしながら、臨床中に思ってもいないのに体のゆがみが正常になったり、患者さんの痛みが一瞬で消えてしまったりするなどの経験というものが、どの先生にもあるはずです。
今回、ご紹介する塙式均整操法はその臨床中に理由がわからないけど、かなり体には
「良い手技」となる見本のようなテクニック集です。
セミナー中に参加している先生が、
「なぜか緩むんですよ〜」という声があがるほどの手技なんです。
そうなんです・・・なぜか緩むのです。
この塙式均整操法のテクニックは「なぜか手技をすれば体が緩むのです。」
故 塙先生がたくさんの手技療法の秘伝なるものを寄せ集め、それをとんでもない数の臨床で培った百戦錬磨のテクニックを体系化したものですから、それが可能なのかもしれません。

塙式均整操法のテクニックは、なぜ体に対して効果があるかは全て解明はできていません。なぜならば昔からの秘伝ともいうべき整体技術などを臨床だけで試しながら、効果を上げてきたものだからです。
もちろんこれから研究されるべきものであることは重要だと思いますが、今すぐにわかるはずもないわけです。
しかし、人間というのは進化する動物であり、手技療法も人間が進化してきた中では
まだまだ歴史が浅いわけです。
なおかつ、それをまだ数十年しか生きていない人間が人間を施術するわけですから、
わからないことがあって当然です。(しかし何度もいうようですが、研究は大事です。)
ただ、手技療法の世界は結果が全てであり、目の前の苦しんでいる患者さんを出来る限り
早急に助けなければいけません。
塙式均整操法の創始者 塙先生も、
「難しいことは学者に任せればいい、施術家は患者さんを治せ(直せ)ればいい。」
という心強い言葉を残しておられます。
塙式均整操法はまさしく臨床に強く、数十種類にも及ぶテクニックが目の前の患者さん
にとって最高の結果につながっていくのです。
塙先生は、プロフィールにもわかるように、今はもう存在しない日本の手技療法を
研究する会に所属し、日々手技療法を研究しました。
元来、手技療法は次世代の若い世代に伝わっていくというのが難しい分野で、今までそれほど細かく伝わっていなかったと思うのです。
今回の塙式には、その伝わっていなかった手技療法の奥伝ともいうべきところを
公開しています。
その奥伝のカテゴリーのひとつとして、塙式には3つの秘伝があります。
「なんだ、3つしかないのか」と思った先生!!
この3つの秘伝は奥深いもので、学んでもさらに深い学びがでてくるものです!!
3つの秘伝を身につける事が出来れば、他の手技療法で大事だと言われていることが簡単に理解できたり、またどんなテクニックを使っていても基本となるものなので、手技療法家には、ぜひ必ず身につけて頂きたい3つの秘伝です。
今回は、特別にこの場でお伝えしますが、DVDではそれを荒川先生が余すところなく公開して教えてくれています。
■圧定
>>>「三の圧」と呼ばれる方法で患者さんの体に触ります。この方法があることで、患者さんのより深部の組織に働きかけることができます。
■揺さぶり
>>>患者さんの体を揺さぶります。この方法もいろんな技法があると思いますが、この揺さぶりにより、患者さんの体が思いのほか緩むことでしょう。
■柔捻圧
>>>この柔捻圧により、三の圧で触った組織のさらに奥深い組織に働きかけ、体を正常に戻していきます。
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以上、この3つの奥義は塙式の中では、「操法の秘伝」と呼ばれ、各施術部位に必ず使われている方法です。

マットの上でうつぶせの状態で、骨盤と腰椎、そして下肢の調整を丁寧に全て公開しています。
マットの上???
おそらく「マットの上で」、というところに引っかかった先生もいらっしゃると思います。
「マットの上で施術していますが、ベットではテクニックはできないのですか?」
このような質問がたくさん寄せられると思います。
いえいえ問題なくベットでも使えます。
私、荒川もベッドで施術していますし、この塙式均整操法のセミナーを受講された先生も、
ベットで施術されている先生がたくさんいらっしゃいます。

今回のセミナーでは、一番重要な体の使い方や、塙式均整操法の3つの秘伝を講義して、実技指導をしています。
では、今回の塙式均整操法セミナーDVD<伏臥位の骨盤・腰椎・下肢>で先生が得られるものは?
それでは今回の「塙式均整操法セミナーDVD 伏臥位<骨盤、腰椎、下肢操法>」の内容をさらに詳しくご説明致します。
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